たぱすこめーかー @1355346

…む？なんだ？あぁ、君がこの世界に足を踏み入れた者か。この世界の創造者は、人を創る事が出来ず、故に言葉を残す事もできないのだ。…簡単に言うと、「ムカキンゼイ」というものなのだ。許してくれ。さぁ、もう行け、赤い邪気に満ちた囚人の元へ。かつて魔王の部下だった、血綴りのバノクトゥスの元へ。」

語り部「彼の耳に入るのは、昔は確かに聞こえていた、うるさい程に賑やかな声。しかし、その声の主達は、体が干からび、腐り、最後には生きる骸となっていた。人が住んでいた場所も、骸の作り出した砦となった。彼は自身が死んだ後、村に何があったのか、それを突き止めるために、骸どもに剣を向ける。冥土の土産に、また、村を、世界を救ってくるよ、と。」

語り部「元勇者は、自分が蘇ったことに疑問を持ちつつ、何を思ったか、故郷に向かった。…懐かしいな。全てはここから始まったんだ。感傷に浸っている割には、悲しげな表情をしている。それもそうだ。その村には、もう何も無いのだから。」 追記：どうも、たぱすこめーかーです！いやーこういう厨二感満載な文章を打つのって楽しいですね！ あ、それは別にどうでもいいとして、前作は楽しんでいただけたでしょうか？無課金勢な上に作ったのも初めてなんで、温かい指(？)でプレイしていただけると幸いです！では、次の物語で会いましょう！

語り部「彼は、かつて魔王を地に倒し伏せ、人々を救った者である。だが、彼はその力故に人々から恐れられ、殺された。「なぜ…どうして…俺は…俺は…！！！」…そして、時は過ぎ、どうしてか、彼はその墓から、起き上がったのである。」